私 の 愛 聴 盤

    このコーナーは、みなさんが日頃から好んでよく聴いておられる愛聴盤・推薦盤を
  ご紹介していただくものです。
   タイトルは、「私の愛聴盤」となっていますが、内容は自由ですからどしどしお寄せください。
        メールでお願いします。
  「nktnsy@yahoo.co.jp
 


 目      次
 
私の愛聴盤 北コミセンのレコードコンサート   
チェコ国立ブルノ・フィルハーモニーの演奏会 オーケストラ・ランキング  ニューイヤーコンサート2017  
ヴェルディの「レクイエム」  日本の歌100選 フルートとハープのための協奏曲
ズビン・メータとイスラエル・フィルハーモニー  再び「演奏会の拍手」について  デジタル・ビデオ・ディスク(DVD)
愛聴盤「クロイツェルソナタ」 指揮者とオーケストラ 北穂高小屋でのレコードコンサート
コンサート会場での拍手について コンサートでの拍手について 南北朝鮮・ジョイントコンサートを観て
交響曲第8番「未完成」 私の愛聴盤 ウクレレ


北コミセンのレコードコンサート   

写真 @ 写真 A 写真 B 写真 C
写真 D 写真 E 写真 F 写真 G
 2024年10月22日の「私の愛聴盤」の文中に、「城陽市北部コミセンでのレコード・コンサートを懐かしく思い出しています。」という一文がありました。当時のホームページで公開していたのが出てきましたので、再度掲載したいと思います。埼玉県のY・Fさん!!懐かしいですね。

〇 写真@は、北コミセンにあったオーディオ装置です。これで、レコード、CDを鳴らしました。 
〇 写真Aは、スピーカーの「タンノイ・クラシックモニター」です。 
〇 写真BとCは、レコード・コンサートの会場風景です。こんな感じで聴いていました。暑いとき、寒いときは冷暖房を入れるとその送  風音が喧しく聴きづらいので停止して、寒さを我慢してのコンサートでした。
〇 写真Dは、当時の掲載には次のような一文があります。「城陽市久世〇〇〇にお住まいの、故中村〇〇氏の遺品を北コミセンに寄 贈されたものから選曲させて頂きました。当日は、奥様も来ておられました。ノイズ等は無く、レコードをいかに大切にされていたことが 偲ばれます。貴重なレコードは大切に使用させて頂きます。」 
〇 写真E、Fは、城陽ディスク倶楽部の会員の懇親会の様子です。
〇 写真Gは、城陽ディスク倶楽部会長です。

「城陽ディスク倶楽部」というサークルで、偶数月の第4土曜日19:00〜21:00までの2時間コミセン・ホールで開催しました。
第1回は、1992年4月25日で当日のプログラムは、
  @ ヨハンシュトラウス 春の声、美しく青きドナウ 
  A リスト カンパネラ 愛の夢
  B ベートーヴェン 交響曲第6番「田園」
最終回は、第80回で2004年2月28日で、プログラムは
  @ オーケストラ名曲へのお誘い ペルシャの市場、スケーターズワルツ、マドンナの宝石、金と銀
  A ロジェ・ワーグナー合唱団  懐かしきケンタッキーの我が家、夢路より、峠の我が家、リパブリック讃歌、
  B ヴィヴァルディ  ヴァイオリン協奏曲「四季」  イ・ムジチ合奏団
 12年間に80回レコード・コンサートを開催しました。これだけ、続けられたのはY・Fさんのご尽力の賜と感謝しています

北コミセンのオーディオ装置は、その後どうなったのでしょうか。城陽ディスク倶楽部からCDプレーヤーを寄付いたしました。寄贈レコードやコミセン所有のLPレコードは、どうなったのでしょうか。気になるところです。

2024年11月1日 京都府 S.N 


私 の 愛 聴 盤   

         
 ご無沙汰しております。 久し振りの投稿です。いつも「京都・奈良の四季」を楽しく読ませてもらっています。「愛聴盤」で 城陽市北部コミセンでのレコードコンサートを懐かしく思い出しています。
 私の住んでいる埼玉県南埼玉郡宮代町の8町会自治会では、毎月第3月曜日の午前10時から2時間、後期高齢者を集めて地域交流サロン「どんぐりクラブ」を開いています。体操、早口言葉、ゲーム、唱歌、など色々なプログラムが組まれています。中でも唱歌は歌集の中から誰でもどんな曲でもリクエスト出来るので評判がよいようです。
 歌集は、「講談社版 歌の絵本 ―日本の唱歌より― 芥川也寸志編 / 安野光雅・絵」です。ふるさと・朧月夜・牧場の朝・こうま・とんび・背くらべ・こいのぼり・茶摘み・夏は来ぬ・港・汽車・われは海の子・海・うみ・砂山・七つの子・もみじ・冬景色・雪・雨降りお月さん・証城寺のたぬきばやし・金太郎・桃太郎・うれしいひなまつり・人形・あの町この町・しゃぼん玉・あかとんぼ・虫のこえ・かかし・村祭り・箱根八里。全32曲で構成。
 歌は聴くのもいいし、自分で唄うのも楽しいものです。昨日(10月21日)も40人程の後期高齢者が集まって、早口言葉、体操、ゲームで過ごし、ゆっくりとお茶を飲んだあと、私のハーモニカ伴奏で数曲歌ってもらいました。昨日は特に「宮代音頭」を追加で、歌いたい人は歌って、踊れる人は踊って、私は立ち上がってハーモニカを吹きました。 ト長調、4拍子、4番の曲です。
 「私の愛聴盤」を、[私の愛唱版]と置き換えている私です。 

2024年10月22日   埼玉県  Y・F


お久し振りです。お元気そうで何よりです。投稿頂きありがとうございます。皆さんで歌っておられるとのこと。 音楽は字のとおり楽しむことが一番ですよね。また、投稿をお待ちしています。
  
ニューイヤーコンサート2017  

  去る1月8日に文化パルク城陽で、「ニューイヤーコンサート2017」の演奏会があったので出掛けました。抽選で招待券が当たったのです。 新年早々の当選 今年は春から縁起が良いわい!!
 出演は、「藤岡幸夫 指揮 関西フィルハーモニー管弦楽団」と「京都府立西城陽高等学校合唱部」が共演するということです。アマチュアのそれも高校生とプロの管弦楽団との共演なのですから、どのようなことになるのかと思いを馳せつつ、あいにくの雨の中を出掛けました。
 プログラムは、@喜歌劇「こうもり」序曲 Aアンネン・ポルカ Bポルカ「雷鳴と電光」 C新ピチカート・ポルカD円舞曲「春の声」(以上J.シュトラウス2世) 〜休憩〜
Eいきものがかり:123〜恋がはじまる〜 Fペルシャの市場にて(ケテルビー) G混声合唱組曲「水のいのち」(高田三郎) H交響詩「フィンランディア」(シベリウス) I円舞曲「美しく青きドナウ」(J.シュトラウス2世)Jアンコール曲「ラデツキー行進曲」((J.シュトラウス2世) 以上の演奏でした。
 西城陽高校合唱部は、E、G、H、I、Jに共演して若さ一杯の合唱を披露しました。80名ほどの混声で、男女の比率は同数でした。今時の吹奏楽や合唱はほとんどが女子なのに同数ということ事態が驚きでしたし、合唱部に80名の部員がいることも驚きです。男子が多いとやはり迫力が違います。
 メインは、やはり「雨〜水たまり〜川〜海〜海よ」と歌われる 高野喜久雄作詞、高田三郎作曲の混声合唱組曲「水のいのち」です。上手いですね。高校生が歌っているとは思えませんでした。目をつぶって聴くとどの曲も同じような歌い方で抑揚がないように感じられました。その辺が高校生かなと思いましたが、立派な合唱だったと思います。
 全て日本語の歌唱でしたが、5曲も歌ったのですから練習も大変だったことだろうと推測されます。 地元の高校生と共演するなど地方色豊かな演奏会でした。来年も共演したいとのことでしたので、来年はお出かけください。
 なお、藤岡幸夫指揮の関西フィルハーモニー管弦楽団は、毎週月曜日の23時から「BSジャパン(BS7チャンネル)」で「エンター・ザ・ミュージック」にレギュラー出演中ということです。東京のキー局の番組に、関西のオーケストラがレギュラー出演とは珍しいことです。これも一度ご覧ください。
2017年1月10日 京都府 S.N 
 
オーケストラ・ランキング   

 2013年8月号のレコード芸術に「名演奏家ランキング オーケストラ編」という記事がありました。音楽評論家に「これまでで最も優れていると思われるオーケストラを10団体を順位を付けて挙げる。対象は、これまでに録音(SP、LP、CD)で演奏を聞いたことのあるオーケストラ。」ということだそうです。過去にも選考条件はやや異なるかもしれませんが、同様のランキングがありましたので、それと比較してみたいと思います。
 ベルリンフィル、ウィーンフィル、ロイヤルコンセルトの常にベスト3にランキング、世界三大オーケストラと言われているので当然のことかと思います。シカゴ交響楽団、バイエルン放送交響楽団、パリ管弦楽団、ドレスデン国立管弦楽団がベストテンにランクイン。ショルティとシカゴ響、クーベリックとバイエルン、バレンボイムとパリ管がそれぞれの黄金時代の組合せではないでしょうか。1993年には、モントリオール交響楽団、18世紀オーケストラがランクインされていましたが、その後は名前が出てきません。シャルルデュトワが音楽監督の時代は数多くレコーディングしていたモントリオール交響楽団は、デュトワが辞任するとモントリオール交響楽団も消えてしまったようです。18世紀オーケストラもブリュッヘンが高齢により指揮が少なくなるとモントリオールと同じ道を歩んでいるようです。 
              
 順位  2013年  2008年  1993年
 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団  ベルリンフィルハーモニー管弦楽団  ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団   ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団  ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
 ロイヤル・コンセルトへボウ管弦楽団  ロイヤル・コンセルトへボウ管弦楽団  ロイヤル・コンセルトへボウ管弦楽団
 シカゴ交響楽団  バイエルン放送交響楽団  シカゴ交響楽団
 バイエルン放送交響楽団  シカゴ交響楽団  クリーブランド管弦楽団
 ドレスデン国立管弦楽団  ドレスデン国立管弦楽団  モントリオール交響楽団
 クリーブランド管弦楽団  ロンドン交響楽団  パリ管弦楽団
 パリ管弦楽団  ライプチヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団  18世紀オーケストラ
 ロンドン交響楽団  ベルリン国立管弦楽団  ドレスデン国立管弦楽団
10  フィルハーモニア管弦楽団  パリ管弦楽団  バイエルン放送交響楽団
 
チェコ国立ブルノ・フィルハーモニー管弦楽団の演奏会  

 去る11月22日文化パルク城陽で行われました。「国立ブルノ」を除いたオーケストラはよく知っていますが、このオケは自分だけかもしれませんが、今回初めて知った楽団です。ボヘミア地方の首都プラハにチェコフィルハーモニー管弦楽団、プラハから約200q離れたモラヴィア地方の第2の都市ブルノにあるのが、このチェコ国立ブルノ・フィルハーモニー管弦楽団です。モラヴィア出身の作曲家レオシュ・ヤナーチェク(1854−1928)によって設立母体ができ、弟子たちの手で発展し、2006年に創立50周年を迎えました。チェコ国内では、年間約40回のコンサート、ブルノ国際音楽祭には毎年参加、有名な「プラハの春」のコンサートにも定期的に参加しているそうです。2002年から同じモラヴィア出身のペトル・アルトリヒテルが首席指揮者に就任しています。今回のコンサートのポスターにも彼の名がありましたが、一度も登場することなく24歳の指揮者ヤコブ・クレッカーが全曲指揮をしました。メインの指揮者としてPRされているのに何の説明もなく登場しないのは、どうかと思いますが、城陽市市制施行35周年記念事業の一環として、宝くじの助成により3000円のコンサートなのですからこんなものかと・・・・
 さて、演奏曲目はベートーヴェンの「運命」、シューベルトの「未完成」、ドヴォルザークの新世界からという超ポピュラーな交響曲3曲でした。運命と未完成はもう一つしっくりこない演奏のように感じられました。新世界は、地元の楽団ということもあり、元気いっぱいの演奏でした。指揮者は譜面台を取り払って指揮をしていました。新世界の楽譜はすべて頭の中に入っているようです。チェコのオーケストラは、この新世界とスメタナの「わが祖国」は最も多く演奏しているのではないでしょうか。
 今回の演奏会は、以前気になっていた楽章が終わるごとに拍手をするものもいなかったのでホッとしました。
2007年12月4日 京都府 S.N 
 
モーツアルト フルートとハープのための協奏曲   

 昨年はモーツアルト生誕250周年ということで、NHK音楽祭でもオール・モーツアルトプログラムを組んでテレビ放送していました。私の知らなかった音楽家が次々と登場していました。ダニエル・ハーディング、ファビオ・ルイージ、ロジャー・ノリントン、マンフレート・ホーネック、・・・・・・・。
「同じモーツアルトの曲でも、演奏家によって随分と違うものだなあ。当たり前のことかも知れないけれど。」と思ったものです。
 私の好きなモーツアルトの曲のひとつに「フルートとハープのための協奏曲」があります。モーツアルト22歳の時に書かれたこの曲は、「ロココ様式の雰囲気に満ち、女性的な優雅さ、華やかな明るさに溢れている」といわれています。私は、1970年頃に買った ジャン・ピエール・ランパル(フルート)、リリー・ラスキーヌ(ハープ)、パイアール室内管弦楽団のLP盤を長い間聴いてきました。片面には、モーツアルトの「クラリネット協奏曲」が入っており、18歳頃からクラリネットを習っていた私には特にお気に入りのレコード盤です。1963年頃の、勿論アナログ録音です。
 このレコードを買ってから40年近く過ぎました。我が家のレコードプレヤーも、コロンビア製、ニート製、マイクロ製、デンオン製と変遷し、カートリッジの針も、サファイア針、ダイアモンド円形針、ダイアモンド楕円針と進化してきました。40年近く聴いていると、特にレコードを買い始めた当初は同じレコードを繰り返し聴いているので、レコードの溝もかなり擦り減り再生音にも歪が出てきたし、盤面をきれいに掃除していても取りきれない埃もあって、ノイズも出てくるようになりました。実は、こうなることを予想して、カセットテープにダビングしておいたのですが、そのテープも所々伸びてきたようです。
 10年程前に、スーザン・パルマ(フルート)、ナンシー・アレン(ハープ)、オルフェウス室内管弦楽団の同曲CDを買いました。このCDにも、モーツアルトのクラリネット協奏曲がカップルで入っています。1987年のデジタル録音で、アナログレコードのようなヒスやノイズはありません。CDラジカセにも気軽にかけられるし、随分楽しませてもらっています。
 3日前、つまり憲法記念日に久し振りに電車に乗って春日部市のロビンソン百貨店へ孫の誕生祝の買い物に行きました。買い物を終わって店内をぶらぶら歩いているとCD売り場がありました。新しい録音のCD、古い録音のCD (いわゆる リマスター・ディスク)。あれを見て、これを手にとって眺めていると、ありました、ありました、[ランパル・ラスキーヌ・パイアール盤の「フルートとハープのための協奏曲」リマスター・ディスク] が・・・・・。 
 早速買って帰り、先ずステレオ装置で聴きました。次はCDラジカセで聴きました。この曲が録音された時、ランパル41歳、ラスキーヌ70歳。親子のような年代の組み合わせの、なんという温かい雰囲気の演奏であることか。夜、寝るときも枕もとに置いたCDラジカセにかけて、聴きながら寝入ってしまいました。


 投稿頂きありがとうございます。当方も全く同じレコードを持っています。買ったのはいつ頃か記憶がありませんが、「音楽の花束・エラート1300」定価1300円の安価シリーズの一枚です。録音情報も書かれてあり、カッティング・ヘッド=Westrex 3D MKU 録音=Studer A-80 アンプ=真空管200W となっています。スイスのスチューダー社のオープン・デッキは当時の花形でしたし、真空管で200Wは凄い出力。 レコードプレーヤーは、ソニー → デンオン(現在は「デノン」と読むそうです)、カートリッジは、テクニクス205CU、オーディオテクニカ等MM型でしたが、今はデノンDL-103のMC型を使っています。
 この曲を、全く同じメンバーで1958年と1964年に録音しているそうです。私の持っているジャケットには、「このレコードはパイヤール室内管弦楽団の前身のジャンマリー・ルクレール合奏団時代のレコーディング」とありますので、58年盤です。59年にパイヤール室内管弦楽団に改称しています。64年盤をお持ちのようですので、58年盤とどのように違うのか聞き比べてみたいものですね。買われたCDは何年盤なのでしょうか。

2007年5月6日 埼玉県 Y.F 
 
日本の歌100選     

 
文化庁・日本PTA全国協議会が実施した「
親子で歌いつごう 日本の歌100選」が発表されました。

1 仰げば尊し 不詳 不詳
2 赤い靴 野口 雨情 本居 長世
3 赤とんぼ 三木 露風 山田 耕筰
4 朝はどこから 森 まさる 橋本 国彦
5 あの町この町 野口 雨情 中山 晋平
6 あめふり 北原 白秋 中山 晋平
7 雨降りお月さん 野口 雨情 中山 晋平
8 あめふりくまのこ 鶴見 正夫 湯山 昭
9 いい日旅立ち 谷村 新司 谷村 新司
10 いつでも夢を 佐伯 孝夫 吉田 正
11 犬のおまわりさん 佐藤 義美 大中 恩
12 上を向いて歩こう 永 六輔 中村 八大
13 林 柳波 井上武士
14 うれしいひなまつり サトウ ハチロー 河村 光陽
15 江戸子守唄 日本古謡 日本古謡
16 おうま 林 柳波 松島 彜
17 大きな栗の木の下で 不詳 イギリス民謡
18 大きな古時計 保富 庚午訳詞 WORK HENRY CLAY
19 おかあさん 田中 ナナ 中田 喜直
20 お正月 東 くめ 滝 廉太郎
21 おはなしゆびさん 香山 美子 湯山 昭
22 朧月夜 高野 辰之 岡野 貞一
23 思い出のアルバム 増子 とし 本多 鉄麿
24 おもちゃのチャチャチャ 野坂 昭如・吉岡治補作詞 越部 信義
25 かあさんの歌 窪田 聡 窪田 聡
26 西條八十訳詞 草川 信
27 肩たたき 西條 八十 中山 晋平
28 かもめの水兵さん 武内 俊子 河村 光陽
29 からたちの花 北原 白秋 山田 耕筰
30 川の流れのように 秋元 康 見岳 章
31 汽車 不詳 大和田 愛羅
32 汽車ポッポ 富原 薫 草川 信
33 今日の日はさようなら 金子 詔一 金子 詔一
34 靴が鳴る 清水 かつら 弘田 龍太郎
35 こいのぼり 近藤 宮子 不詳
36 高校三年生 丘 灯至夫 遠藤 実
37 荒城の月 土井 晩翠 滝 廉太郎
38 秋桜 さだ まさし さだ まさし
39 この道 北原 白秋 山田 耕筰
40 こんにちは赤ちゃん 永 六輔 中村 八大
41 さくら貝の歌 土屋 花情 八洲 秀章
42 さくらさくら 日本古謡 日本古謡
43 サッちゃん 阪田 寛夫 大中 恩
44 里の秋 斎藤 信夫 海沼 実
45 幸せなら手をたたこう 木村 利人訳詞 アメリカ民謡
46 叱られて 清水 かつら 弘田 龍太郎
47 四季の歌 荒木 とよひさ 荒木 とよひさ
48 時代 中島 みゆき 中島 みゆき
49 しゃぼん玉 野口 雨情 中山 晋平
50 ずいずいずっころばし わらべうた わらべうた
51 スキー 時雨 音羽 平井 康三郎
52 背くらべ 海野 厚 中山 晋平
53 世界に一つだけの花 槇原 敬之 槇原 敬之
54 ぞうさん まど みちお 團 伊玖磨
55 早春賦 吉丸 一昌 中田 章
56 たきび 巽 聖歌 渡辺 茂
57 ちいさい秋みつけた サトウ ハチロー 中田 喜直
58 茶摘み 不詳 不詳
59 チューリップ 近藤 宮子 井上 武士
60 月の沙漠 加藤 まさを 佐々木 すぐる
61 翼をください 山上 路夫 村井 邦彦
62 手のひらを太陽に やなせ たかし いずみ たく
63 通りゃんせ わらべうた わらべうた
64 どこかで春が 百田 宗治 草川 信
65 ドレミの歌 ペギー 葉山訳詞 RODGERS RICHARD
66 どんぐりころころ 青木 存義 梁田 貞
67 とんぼのめがね 額賀 誠志 平井 康三郎
68 ないしょ話 結城 よしを 山口 保治
69 涙そうそう 森山 良子 BEGIN
70 夏の思い出 江間 章子 中田 喜直
71 夏は来ぬ 佐々木 信綱 小山 作之助
72 七つの子 野口 雨情 本居 長世
73 喜納 昌吉 喜納 昌吉
74 武島 羽衣 滝 廉太郎
75 花の街 江間 章子 團 伊玖磨
76 埴生の宿 里見 義訳詞 BISHOP HENRY ROWLEY
77 浜千鳥 鹿島 鳴秋 弘田 龍太郎
78 浜辺の歌 林 古渓 成田 為三
79 春が来た 高野 辰之 岡野 貞一
80 春の小川 高野 辰之 岡野 貞一
81 ふじの山 巌谷 小波 不詳
82 冬景色 不詳 不詳
83 冬の星座 堀内 敬三訳詞 HAYS WILLIAM SHAKESPEARRE
84 故郷 高野 辰之 岡野 貞一
85 蛍の光 稲垣 千穎 スコットランド民謡
86 牧場の朝 不詳 船橋 榮吉
87 見上げてごらん夜の星を 永 六輔 いずみ たく
88 みかんの花咲く丘 加藤 省吾 海沼 実
89 虫のこえ 不詳 不詳
90 むすんでひらいて 不詳 ROUSSEU JEAN JAQUES
91 村祭 不詳 不詳
92 めだかの学校 茶木 滋 中田 喜直
93 もみじ 高野 辰之 岡野 貞一
94 椰子の実 島崎 藤村 大中 寅二
95 夕日 葛原 しげる 室崎 琴月
96 夕やけこやけ 中村 雨紅 草川 信
97 不詳 不詳
98 揺籃のうた 北原 白秋 草川 信
99 旅愁 犬童 球渓訳詞 ORDWAY JP
100 リンゴの唄 サトウ ハチロー 万城目 正
101 われは海の子 宮原 晃一郎 不詳
 
ネルロ・サンティ指揮ヴェルディの「レクイエム」  

 今年の夏は冷夏?といわれていましたが、お盆が過ぎてからは「厳しい残暑」が続いています。
 あの終戦から60年近く経ちました。太平洋戦争の記憶の次第に薄れていくようです。終戦記念日の8月15日の午前10時からNHK BS2で、ネルロ・サンティ指揮、アドリア−ナ・マルフィージ(ソプラノ)、ヤーナ・ムラゾワ(メツォソプラノ)ミロ・ソルマン(テノール)、フランコ・デ・グランディス(バス)、二期会合唱団、NHK交響楽団の顔ぶれで演奏された ヴェルディ作曲 「レクイエム(死者のためのミサ曲)」が放映されました。
  
 指揮者のネルロ・サンティは、平成13年11月18日に行われた「NHK大阪放送会館完成記念 NHK交響楽団特別演奏会」で、ワーグナー・プログラムを指揮して私達に感銘を与えてくれましたが、あれから2年近く経って、今度は ヴェルディの「レクイエム」で名演を聴かせてくれました。
 30年程以前の敗戦記念日にNHKの教育テレビで、レナード・バーンスタインが指揮する「ロンドン・フィルハーモニー演奏会」で同じ「レクイエム」を聴いたことがあります。あの時は、白黒放送で、音も今ほど良くはなかったように思いますが、終曲の「われらを解き放ちたまえ」 あたりから、指揮者のバーンスタインが大粒の涙を流しながら指揮を続け、演奏が終わったあと、かなり経ってから楽員に頭をさげ、聴衆の方に向いたのを、昨日のことのように覚えています。
 父を終戦の僅か3週間前にビルマ(現在のミャンマー)で失った私としては、このバーンスタインの演奏はことのほか感慨深いものでした。サンティの指揮も、30年前のバーンスタイン同様素晴らしいものでした。バーンスタインの演奏を録画出来なかった私ですが、今回のサンティの演奏は衛星放送の高画質・高音質で録画(ビデオ・テープですが)出来ました。
   
 私は、1967年1月16日「アルトゥーロ・トスカニーニ没後10年追悼コンサート」がミラノ・スカラ座で行われ、この ヴェルディ「レクイエム」を、ヘルベルト・フォン・カラヤンが演奏した時に収録されたビデオ・ソフトを探し回って買い求め、宝物のように大切に聴いていますが、ネルロ・サンティの演奏ビデオも宝物の一つになりそうです。 
「DVDがあって、それに録画出来れば最高だったのになあ」と思っています。
2003年9月9日  城陽市 Y.F 
 
デジタル・ビデオ・ディスク(DVD)  

 最近DVDプレーヤーなるものを購入しました。音楽は音を聴くものだから映像は特に必要としないと思っていたのですが、聴覚と視覚を同時に満足させるDVDはなかなかのものです。オペラは、CDで聴くよりは遙かに楽しいものです。字幕スーパーが出るので歌っている意味がわかるのが、語学が全くダメはものにとってこれほど有りがたいものはないですから・・・ それと今まではCDだったので、音ばかり聴いていたのですから歌劇ではありません。ストリーのある長編の歌を聴いていたに過ぎません。DVDになって初めて劇を見ているのですから、ここで名実とも歌劇を聴いたことになるわけです。
 交響曲や管弦楽曲のDVDは、指揮者やオーケストラの団員の表情を写しているだけなので、特にDVDである必要はないように思いますが、コンサート会場にいるのと同じで演奏風景を見ながら聴くのと、音だけを聴くのでは、感動が違うような気がします。それにコンサート会場では見ることが出来ない指揮者の表情も見れますから・・・
 DVDはまだ3枚しか持っていませんが、ニューイヤーコンサート87は、カラヤンが指揮をしていますが、カラヤンは左側からしか撮影をさせないようですね。CD等のジャケットも左から撮影したものばかりです。確かに右と左では受ける感じが大分違うようです。この年のゲストは、キャスリーン・バトルで「春の声」を歌っていました。真っ赤なドレスが印象的です。舞台の飾り付けも正月らしく華やかなものです。それに会場に日本人らしき人が多いのには驚きです。このようなことがわかるのもDVDだからでしょう。
 2枚目は、イムジチの四季ですがベネチアの風景が取り入れられています。その風景の中でイムジチ合奏団が演奏しています。四季なのだからもっと季節感のある映像を取り入れてあれば、見ていても楽しいものなったでしょうが、映像はもう一つ物足りない感じがします。
 3枚目は、ジェームズ・レヴァイン指揮 メトロポリタン歌劇場管弦楽団でビゼーの歌劇「カルメン」です。カルメン:アグネス・バルツァ(Ms) ドン・ホセ:ホセ・カレーラス(T) ミカエラ:レオーナ・ミッチェル(S) エスカミーリョ:サミュエルレイミー(Br) で、ドン・ホセ演ずるカレーラスが白血病で入院する5ヶ月前、1987年2月28日のメトロポリタン歌劇場でのライブ収録されたものです。アグネス・バルツァのカルメン、レオーナ・ミッチェルのミカエラは実力派にふさわしい歌唱と演技を楽しませてくれます。 カレーラスも若くて男前でドンホセにピッタリだと思います。
 アナログ・レコードからコンパクト・ディスク(CD)に移っていったように、これからはCDからデジタル・ビデオ・ディスク(DVD)にクラシックも移って行くようです。DVDを購入することが多くなるでしょうが、一昔前のCDのように高い、特にクラシックは高いのが欠点です。今のCD並の値段になれば、CDはアナログ・レコードと同じ運命を辿るのではないでしょうか。今頃DVDについて書くのは、だいぶ遅れていますが、やっとDVDプレーヤーを買ったものですから思うことを書いてみました。
2003年8月4日 城陽市 S.N 
 
再び、「演奏会の拍手」について」  

 今日、つまり7月15日(祇園祭の宵宵山)、私たちの熟年クラブはいつものように朝8時半に町内の中央公園に集まり、文化パルク城陽までの80分間ウォーキングをしてきました。文パルには9時を少し過ぎたというのに、どこかの高校生が沢山集まっていましたし、近鉄寺田駅の方から続々と歩いて来る生徒もいましたので、「多分近鉄沿線の高校だろうなあ」と熟年クラブのメンバーは話合っていました。
 それにしても、この時期、つまり祇園祭の時期でも、女生徒達の多く(全部ではありません)が白いルーズソックスを履いているのに始めて気が付きました。足が冷えるのでしょうか。私なんかは、普段は半ズボンに裸足、お出掛けの時だけ夏用の長ズボンに薄手の靴下でも「はあはあ・・・・」といって扇子をバタバタさせているのに。
 本題に入ります。
 文パルで10分間休憩して帰宅したのが10時、例のNHK BS11で「クラシック倶楽部」が始まったところでした。シャワーを浴びて着替えして、銀杏葉茶のコップを持ってテレビに向かったのが10時20分、チェロとピアノの室内楽を放送していました。
 2003年5月に東京 浜離宮ホールで行われたダヴィッド・ゲリンガス チェロ・リサイタル とのことでした。ラフマニノフの「チェロ・ソナタ」を弾いていました。 余り聴いたことのない曲ですが親しみやすい旋律の曲の、良い演奏でした。アンコールの1曲目は ショパンの「華麗なるポロネーズ」。2曲目はラフマニノフの「ヴォカリーズ」でした。
 特に「ヴォカリーズ」はソプラノの 「Aaaaa」 という母音唱法の、美しく愁いに満ちたメロディで有名で(特にキャスリン・バトルのリリック・ソプラノの名唱は有名です)、フルートや弦楽器で演奏されることも多い曲ですが、ダヴィッド・ゲリンガスさんは、たっぷりとした情感を込めて弾いていました。演奏を終えたゲリンガスさん、暫らく息を整えて、やおら楽器から弓を離して聴衆に顔を向けるまで約10秒、大きい拍手が起こったのはその後でした。
 演奏が終わるやいなや待ち構えていたように拍手したり、「ブラボー」と叫んでみたりする演奏会が多い昨今、しみじみとした余韻に満ちたリサイタルでした。テレビの音楽番組でも今朝のような雰囲気は珍しくなってきました。
 温かい感性の聴衆に出会えたゲリンガスさん、そして素晴らしい演奏で温かい感性を得た聴衆の人々、良い音楽会でした。
2003年7月16日 城陽市 Y.F 
 
ズビン・メータとイスラエル・フィルハーモニー   

 私の住んでいる地域の自治会で、「熟年クラブ」という高齢者の会が出来ました。月・水・金曜日は木津川堤防の方面に約50分間、火・木曜日は文パルまで約80分のウォーキングをしています。公園に9時集合、ウォーミング・アップ体操のあと、余り早くなく、遅くないペースで足腰に無理のこない程度の有酸素運動です。公園に帰着してクール・ダウン体操をして自宅に帰ると、NHKのBS2の衛星放送で丁度「クラシック倶楽部」という音楽番組をやっています。汗を拭いて、着替えをして、冷たい銀杏葉茶を持ってテレビの前に座るのが、私の至福の時であります。
 シュタイン・ウエイ・ホールとか、カザルス・ホールとか、東京芸術劇場とか、サントリー・ホールとか、入館は勿論、建物の前すら通ったことの無い私にとって、立派なホールの雰囲気はもとより、一流の演奏を気軽に味わえるのは幸せなことです。つくづく「テレビの時代に生きていられて良かったなあ」と思います。
 今日、つまり6月19日、期待をもってテレビのスイッチを入れると、ズビン・メータが指揮するオーケストラが映っていました。イスラエル・フィルハーモニー管弦楽団のリハーサル風景でした。曲は「ティル・オイゲンシュピーゲルの愉快ないたずら」でした。
 今年の3月に中谷さんが「オーケストラと指揮者」について投稿されていました。おっしゃていたように、<アンセルメとスイス・ロマンド管弦楽団>等に代表されるように、オーケストラと指揮者には独特の組合せがあると思います。その独特の組合せに私は<メータとイスラエル・フィル>を感じていました。
 弦の音色のしなやかさでは世界一と評されていたこのイスラエル・フィルとメータの組合せのリハーサルです。まさに天下一品です。金管楽器セクションには半ズボンの人も映っていました。トランペットも旧新、色あせた楽器もあったけれど、良かったです。思わず「上手い」と言っていました。
 演奏後のミキシング・ルームで、メータが「弦が生の音と違う。もっとバーブを利かせろ」とヘッドホンを耳に当てながら、細かくプレイ・バックをチェックしていました。このリハーサルは1996年にドイツの録音技術陣で録音したとのテロップが出ていましたが、「いかに優秀な録音技術でも生の音に近いものにするには、指揮者自身のチェックも大変なんだなあ」と思いました。
 リハーサル後、7年を経過して、ズビン・メータは元気のようですが、オーケストラの楽員の皆さんはどうしているのでしょうか。最近、イオン・シネマで観た映画「戦場のピアニスト」の主人公 シュピルマンの映像を思い出したひとときでした。
2003年6月19日  城陽市 Y.F 
 
北穂高小屋でのレコードコンサート   

 飛び石のゴールデン・ウィークも終わりました。 SARSの影響もあって、関西国際空港の人数も少なかったとか。 関空にいっぺんも行っていない私、一度「はるか」(私の孫と同じ名前です)に乗ってあの広い人工島に行ってみたいなあと思っていますが、今春は止めました。
  4月29日朝、関空に行く代わりに木津川堤防をウォーキングして帰宅しました。汗を拭いて、着替えしてテレビを点けました。4チャンネルでした。片岡鶴太郎さんが山頂でスケッチしていて、続いて、そのスケッチを仕上げる場面などが出ていました。
 新聞のテレビ番組を見ると「穂高よ永遠なれ」というタイトルで、9:50〜11;15の番組でした。現在の北穂高小屋のオーナー 小山義秀さんがバイオリンを弾いていて、アマ交響楽団のコンサートマスターをしていることなどが紹介され、プロのバイオリン奏者 寺田聡子さんとのミニ・ライブ・コンサートを山小屋で催している場面などが放送されていました。特に、私の気を引き付けたのは、そのミニ・ライブ・コンサートの会場の正面に懸かっている垂れ幕でした。
 その幕には、「北穂高山頂 ステレオコンサート パイオニア協賛」と書かれていたのです。現在の山小屋オーナーの小山義秀さんの父親が何十年か前にこの山小屋でレコードコンサートを定期的に開催していて、そのときのファンが今でも懐かしがって山小屋を訪れるという話でした。寺田聡子さんと小山義秀さんとのコンサートにも、そのファンの人達を含めて30人ほどの人達が山を登って聴きにきてくれたとのことでした。
 
恐らく50年以上も昔に、父親がやっていた山小屋のレコードコンサートを懐かしく思っていてくれる音楽好きのお客さん達、小山義秀さんもさぞかし嬉しかったことだろうと思い、心温まる気がしました。
 久し振りに清々しい一日でした。
2003年5月15日 城陽市 Y.F 
 
指揮者とオーケストラ   

 先日、「BSフジ」を見ていると、「日フィル・シンフォニー・コンサート“今よみがえる幻の映像”」を放送していました。毎週土曜日朝8時から10時まで放送しているようですので、ご覧になられた方も多いことと思います。1960年代〜70年代の旧日本フィルハーモニー交響楽団の演奏を放映しているもので、当然のことながらモノクロですが、常任指揮者であった渡辺暁雄の若い雄姿も見ることができました。当時、関西テレビで早朝放送していたので、時々見たことがありましたので、コンサート・マスターなど見覚えのある顔が写っていたので、懐かしく見ていました。
 渡邊暁雄といえば日本フィルハーモニー交響楽団というように、この指揮者はこのオーケストラというイメージが強いものです。メンゲルベルグとアムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団(現ロイヤル・コンセルトヘボウ)、トスカニーニとNBC交響楽団、ワルターとコロンビア交響楽団、アンセルメとスイス・ロマンド管弦楽団、セルとクリーブランド管弦楽団、オーマンディとフィラデルフィア管弦楽団、朝比奈隆と大阪フィルハーモニー交響楽団等が思い浮かびます。
 NBCやコロンビアのように指揮者の死去と共に消滅したものもありますが、アンセルメとスイス・ロマンド管弦楽団はアンセルメが亡くなってからは、このオケは全く存在感をなくした状態になっているようです。1969年にアンセルメは亡くなったのですから、すでに34年も経過しているのに、まだアンセルメの呪縛から解放されていないようで、好きなオケなのに残念でなりません。シャルル・デュトワがこのオケの指揮者になればまた輝きを取り戻すのではないかと、勝手に思い期待しているのですが・・・・
 大フィルもスイス・ロマンドと同様に創設期から同じ指揮者によって育てられたのですから、スイス・ロマンドと同じ道を歩むことのないように祈るだけです。朝比奈と大フィルは、ベートーヴェンとブラームスとブルックナーの交響曲を順繰り演奏していたような気がします。ベートーヴェン交響曲全集の録音の数は、ギネスブックものだそうです。このようなもののギネスブックはどうかと思います。いつまでも決定版というものを録音出来なかった?新しい指揮者で、新たな道を進んでほしいものです。これも勝手にそう思っているだけで今の大フィルは、朝比奈の時代と比べてどうなのですか?
 常任指揮者をおくベルリン・フィルハーモニー管弦楽団、常任指揮者をおかなくなったウィーン・フィルハーモニー管弦楽団、どちらが正解なのでしょうか。
 旧日本フィルハーモニー交響楽団の演奏を見ていて、ふと、思ったものでした。 
2003年3月1日  城陽市 S.N 
 
わたしの愛聴盤 「クロイツェル・ソナタ」    

 今日は建国記念日。
 京都新聞にも、NHKテレビにも(もちろん民放テレビにも)「建国」を祝う行事が紹介されてません。昔(「50年一昔」といいますので、正確には 昔より前ですが)なら紀元節といい、小学校では式典のあと、紅白の饅頭をもらったのに。
 それはともかくとして、今日の朝、NHK衛星第2で素晴らしい番組がありました。8時5分からの「クラシック倶楽部」です。この番組に素晴らしいプログラムがあるのは以前に紹介しました。 
 今日の出演者は、バイオリンの庄司紗矢香、ピアノのイタマール・ゴランという、大変若い人達で、去年12月16日にサントリー・ホールで行われた演奏会の放送でした。 
 曲目は、ドボルザークの小品4曲と、ベートーベンの<クロイツェル・ソナタ>でした。庄司さんは1983年生まれ、パガニーニ国際コンクールで 日本人初の優勝者とテロップで紹介されてましたが、演奏後の笑顔がとても素敵なお嬢さんでした。 
 その演奏は、いままでに聴いたことが無いような新鮮で、情緒に満ちたものでした。特に、<クロイツェル・ソナタ>は、第3交響曲<英雄>と同時期にベートーベンが書いたこの曲を、今朝のようにやさしい気分で聴いたのは初めてのような気がしました。 
 私は、モノラル・レコードでのグリュミオーに始まり、シェリング、ズーカーマンなどの色々な人のレコードを集めて来ましたし、ラジオ・テレビでも聴いたり観たりしてきましたが、今朝の庄司紗矢香さんは一味違った爽やかな演奏でした。 
 「巨匠」とか「名演奏家」といわれる(年齢の?)域に達したときの彼女がどんな演奏をするのか、その時分まで私は生きていられるのか、楽しいような、そして淋しいようなことを思っていました。
 2003年2月12日 城陽市 Y.F 
 
「南北朝鮮・ジョイントコンサートを観て」   

 NHK BS2衛星放送では、月曜から木曜までは朝8時からクラシック倶楽部のタイトルで1時間、室内楽を中心に国内外の優れた演奏会を、金曜には2時間以上、国内外のオーケストラ演奏会を放映しています。室内楽ではシュタインウエイ・ホールでの海外新人演奏会とか, カザルス・ホールでの国内外音楽家の演奏とかが、特に興味あるものとして印象に残るものが多いです。金曜日のオーケストラ演奏会特集としては、1995年10月26日のチョン・ミュンフン指揮・フィルハーモニア管弦楽団の「幻想交響曲」〈録画済み)が最も印象に残ったものでしたが、今月13日(つまり2002年12月13日)に放映された番組は、過去のどの番組に比べても感動的でした。
 それは、2002年9月21日に ピョンヤン・ポンファ芸術劇場で行われた 「南北朝鮮・ジョイント・コンサート」を録画放映されたものです。韓国側からはKBS交響楽団、北朝鮮側からは朝鮮国立交響楽団(ともに2管編成)が出演しました。
第1ステージは、KBS交響楽団の「交響詩モルダウ」。
第2ステージは、朝鮮国立交響楽団の管弦楽「ブランコ乗りの少女」、ピアノ協奏曲「白頭山の雪」、「ルスランとリュドミラ序曲」、「テノール独唱による「朝鮮民謡」「オ・ソレ・ミオ」」、交響詩「チャンサンボルに豊年が訪れて」。
第3ステージは、KBS交響楽団とソプラノで「韓国歌曲 思いこがれて」「くちずけ」。
第4ステージは、KBS交響楽団(白ネクタイ)・朝鮮国立交響楽団(黒ネクタイ)合同演奏で、「交響詩 アリラン」他でした。
 ステージに入場してくる両楽団員がパート毎に手をつないでいる風景も微笑ましいものでしたが、演奏は今まで聴いたことがない感動的な「アリラン」でした。「私たちの日本には、このアリランに相当する曲があるだろうか」と考え込まされました。第2ステージで使われたピアノ(ヤマハのコンサート・グランド・ピアノ)の塗料の剥げ落ちた部分をテレビ・カメラは冷酷に写していましたが、演奏内容は、「これが俺たちの音楽だ」という情熱と誇りに満ちていたように思いました。
 第2次世界大戦終了直後の物資の不自由な時期でのオーケストラ演奏会では、特に値の張る金管楽器(チューバ、ホルン、トロンボーンなど)の瑕をテープで塞いで使っていたのは知っていますが、この豊かな時代に、塗料の剥げ落ちたピアノをピョンヤンの芸術劇場が使っているのを見て、考え込みました。 
 「ルスランとリュドミラ序曲」のあの早いパッセージを楽々と弾きこなす楽員、「白頭山の雪」を情熱的に弾いたピアニストに良い楽器を使わせてあげられたらなーと考えた一日でした。
2002年12月27日  城陽市 Y.F 
 
「コンサートでの拍手」について    

 私は城陽音楽協会という団体の会員ですが、確かに、文パルでのコンサートでは場違いな(と思われる)拍手が多いようです。城陽音楽協会結成記念コンサートは97,1,26に行われました。「オペラ・アリア/日本の歌」のサブタイトル付きの「城陽ファミリーコンサート」でした。それまでの文パルでの演奏会といえば、96,3,9のベルリン交響楽団(「エグモント序曲」、「皇帝協奏曲」、「英雄交響曲」)。96,11,29のハンガリー・ブダペスト祝祭管弦楽団演奏会(「ハンガリー狂詩曲第2番」、「シベリウス提琴協奏曲」、「新世界より」でした。
 超満員の城陽市、隣接の音楽好きの聴衆が、楽章の切れ目など「沈黙が欲しい」場面で拍手することもありました。それ以来6年。今年6月2日の「西江辰郎バイオリン・リサイタル」(モツアルト・提琴ソナタkv304、ブラームス・提琴ソナタ「雨の歌」他5曲。やっと、楽章間の拍手は少なくなって来たようです。
 私は、大阪フィルハーモニーが関西交響楽団(関響)といっていた頃の定期会員でありましたし、たしかにその頃の演奏会の雰囲気とは「今は随分違っているなあー」とは感じたりいたしますが・・・・・・・・。(あの時分(50年前?)は必死で聴いていましたっけ)。 
 私は今、城陽市音楽団という25名ほどの吹奏楽団に入っています。高校生から社会人(年金生活者も含めて)までのほぼフル編成の吹奏楽団です。(11月10日の城陽市民音楽会では、奥田府会議員に「こんな本格的な吹奏楽団が城陽にあるとは知らなんだ」と、褒めて頂きました。) 
 毎週日曜日夜などに、城陽市の東部コミセン、青谷コミセン、今池コミセン、宇治市の槙島コミセンなど転々として必ず週1回以上の練習を続けている熱心な楽団ですが、指揮者のいう言葉には含蓄があります。「休止譜は休みじゃない。つぎのフレーズへの準備です・・・・・・・・」。(楽章間の休止も同じだと私は思います)
 やっと本題に入ってきました。楽章間の拍手は止めましょう。(演奏者は次楽章への心の準備をしているのです。) 全曲の演奏が終わったあとも、音楽の「余韻」を 「一息」 楽しみましょう。(特に、チャイコフスキーの第5交響曲のフィナーレは、知ったか振りして拍手すると、とんでもない白視に晒されることになります) 
 でも、本当に貴方がその演奏に感動したのであれば、だれに遠慮が要りましょう。楽章間だろうと、盛大に拍手してください。(ブラボーとでも叫んで下さい」 要は、どれだけ音楽に乗っているかです。
2002年11月21日 城陽市 Y.F 
コンサート会場での拍手については、いろいろと思われている方がおられることと思いますので、ご意見をお寄せ下さい。  (HP担当者) 
 
コンサート会場での拍手について    

 オーケストラの演奏会は、演奏が始まる前の雰囲気がとても好きで行く度の楽しみの一つです。少しざわついた中を団員が入場して席に着くとコンサート・マスターが立ち上がって演奏して、それに全員が合わせる、それが大きな合奏になりコンサート・マスターが着席して終わる。やがて拍手のなかを指揮者が登場する。一礼してサッとタクトを構えると場内はシーンと静まり、タクトが振り下ろされると演奏が開始される。
 ここで説明するまでもなく、毎回決まった冒頭の光景です。この光景、雰囲気がとても好きなのです。CD・レコードでもライブ録音も多いのですが、このような冒頭を録音したものは、無いように思うので、ぜひ録音したものを発売してほしいと思っています。
 ベートーヴェンの交響曲第9番「合唱」で、名演とされているフルトヴェングラーのバイロイトの音楽祭での録音などは、フルトヴェングラーの入場する足音が録音されていて、ジャケットに足音入りと書かれているほど有名なものです。
 前置きが長くなりましたが、問題は演奏終了のときの拍手なんです。演奏が終わると間髪入れずに拍手する人がいて、それにつられてみんなが拍手する光景がほとんどです。
 音楽は、演奏が終わってもホールに残る響きが静かに引いていくのを聴くのが良いのです。良いホールはコンマ何秒音が響くように工夫され費用がかかっているのですから、その音を聴かなくてはホールに来た意味がないと思うわけです。音楽とは、時間の流れの芸術ですから、その一呼吸が大切なのです。漫才などは、「マ」が大切だということです。絶妙の「間」があってこそ笑いが生まれるのと同じことだと思うわけです。
 間髪入れずに拍手する人は、自分はこの曲をよく知っていることをアピールしたいのでしょうか。
 それと楽章が終わる毎に拍手する人がいます。これはあるホールでの経験ですのでそのホール名は伏せますが、これは演奏者の気を抜くことになりますので、これだけはぜひ止めてもらいたいのもです。カラオケで歌っているのではないのですから・・・・
 拍手は、初めと終わりで、しかもタイミングよく叩くのがよいと思うのです。誤解を恐れずに更に言うなら、よい演奏であったなら大きな拍手をする。それなりの演奏であったらそれなりの拍手をする。これが、演奏する人も成長するのではないでしょうか。
2002年11月1日 城陽市 S.N 
 
ウ ク レ レ    

 音楽を聴くだけでなく、自分でも何か楽器を鳴らすことが出来る方は、どれだけいらっしゃるでしょうか。 ピアノ?ギター?口笛?腹の虫? 何か楽器ができることは、すばらしいことですから・・・・ ということで、何かやってみようと思っていたところ、ヤマハのウクレレが定価18000円を9800円で三条の十字屋で売っていたので、思わず買ってしまいました。
 動機はいたって単純でギターは弦が6本なので難しいだろうが、その点ウクレレは4本なので簡単ではないだろうか。それに「ウクレレが、3時間で弾けるようになる本」なんていう本にもつられてしまって、買ってしまったのですが、やってみればなかなかのもので、左手はうまく弦を押さえることは出来ないし、右手は音を鳴らすことが出来ない。つまり、左指はコード押さえ、右指はリズムをストロークするというのは、初心者には思うように指は動いてくれない。また、しっかりと押さえなければ音が汚くなるなど、道は遠くなるばかり。
 更に楽譜は読めないとくるのですから・・・こんな状態で、3時間で弾けるようになる訳がなく、ウクレレはお蔵入りになりかけていたのですが、ある日、久御山にある十字屋で楽譜を見ていたら、「ウクレレ初心者レパートリー集」というのがあり、楽譜は読めなくてもウクレレの4本弦をそのまま楽譜化したタブ譜で書かれてあるし、コードはどの位置をどの指で押さえればよいのかを絵で書かれてある。コードも「F」、「C7」、「C」、「G7」の4つ覚えれば30曲ほど弾くことができるというので、早速買い込んでやってみました。
 まず最初は童謡の「ちょうちょう」でこれは、「F」と「C7」のコードを覚えればできる。右指も初めのうちは親指でボロンと鳴らせばよいと書いてあるので、やっているうちにこれまた不思議なことにそれなりに曲になってきたではありませんか。こうなると面白くなってきて4つのコードを覚えると、モタモタしながらも弾くことが出来るようになってきた。今のところは、童謡と唱歌ばかりですがもう少し指が思うように動くようになれば、レパートリーも増えるので、少しウクレレが楽しくなってきたところです。いつの日にか、南国の夜、珊瑚礁の彼方へ、アロハオエなどのハワイアンが弾けるようになればなぁと思っているところです。
 ウクレレは、比較的安価で手にはいるし、小型で音も小さく近所迷惑にならないのがいいですね。みなさんもやってみませんか。カラオケで歌うのもよいでしょうが、弾き語りで歌うのはもっと楽しいし、人も聴いてくれると思います。そうそう、ウクレレといえば牧伸二の例の「あ〜あイヤになっちゃった、あ〜あ驚いた」ですが、これは難しいコードがあるので、うまく出来るようになったらウクレレはほぼ完璧でしょう。 
2002.3.12 城陽市 S.N 
 
わたしの愛聴盤    

 去年の暮れ、前立腺肥大の手術で10日間入院しました。「時間を持て余したらどうしょう」と思ってカセットテープを10本持って行きました。
バッハのロ短調ミサ曲。ベルディのレクイエム。ブラームスの交響曲全曲。ベートーベンの第九。英検のリスニングテープ,等等。
時々思います。
「無人島にカセットテープレコーダーと電池とダンボール箱一杯に限るテープの持参を許可されて、一人暮らしを強いられた時、ダンボール箱に何を詰め込むだろうなあ」
フォーレのレクイエムは欠かせない。バッハのフランス組曲は落ち着いた気分の時に聴くのは最高。
一番忘れてはいけないのは。ブラームスのクラリネット五重奏曲。私が持っているのは、1963年5月発売のフリートリッヒ独奏、ウイーンコンッエルトハウス四重奏団のアナログ盤。ジャック・ランスロ独奏、ミュンヒエン弦楽四重奏団にCD盤。
そしてペーター・シュミードル独奏、新ウイーン八重奏団員のCD盤。いずれも、内省的な抒情をたっぷりと湛えた名演奏であります。
聴くことが昂じて、自分でも楽器を吹くことになるとは、想像もしていなかった。
40数年前に買ったプリマのクラリネット、最近買ったヤマハのクラリネット、全部で3本になってしまいました。
気にいったフレーズをポコポコ吹くのも楽しいものです。
2002.2.2 城陽市  Y.F 
 
シューベルト 交響曲第8番「未完成」  カラヤン指揮 ベルリンフィル  
 
 え!何でカラヤンなのと思われる方が多いことでしょう。私も今まで評論家で、カラヤン盤を推薦した記事は見たことがありません。でもカラヤンなのです。幼少の頃父もレコードが好きだったらしく、家にSPレコードが多くありカルメンの闘牛士、天国と地獄序曲などを聴いていました。(年がわかりますね。)童謡も聴きかわいい魚屋さん、お猿の籠やなどもありました。4年生の頃、兄がLPでモノーラル盤の「未完成」を買ってきたのを、偶然一人で聴いたのです。冒頭の地底からわき上がるような音を聴いてすっかり気に入りました。クラシック音楽が好きになったのは、このときです。生涯の趣味というものが出来るのは、小学生の時だといいます。みなさんもそうではありませんか。その時のレコードがカラヤン指揮のフィルハーモニア管弦楽団だったのです。だから、誰がなんと云おうとも「未完成」は、カラヤンなのです。(この頑固者!! 三つ子の魂百まで)
 ところで、趣味は2つ持てといいます。一つは心を鍛えるもの。もう一つは体を鍛えるもの。みなさんは、どんな趣味を2つ持っていますか?それと、未完成はカラヤンだという人誰かいません?
 2002.1.29 城陽市 S.N 
 

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