宇治橋から宇治川の右岸の道を辿って行くと、曹洞宗「興聖寺(こうしょうじ)」の石柱を立てた総門が見えてきます。この総門から「琴坂」と名付けられた参道が、ゆるやかな上り勾配で興聖寺に向かってまっすぐにのびています。琴を縦に置いた姿に似ていることと、脇を流れる小川のせせらぎが琴の音色のようだというところからそう呼ばれています。両側にはヤマブキが彩りを添えています。天福元年(1233)道元が伏見の深草に創建、のち廃絶したのを慶安元年(1648)に淀城主永井尚政がこの地に再興しました。
 興聖寺の近くに、真言宗「恵心院(えしんいん)」があります。弘仁12年(821年)弘法大師によって開かれた龍泉寺伝えられていますが、寛弘2年(1005)に恵心僧都源信が再興され恵心院となったそうです。
 境内には、いろいろな草木が植えられて四季それぞれの花が咲き、花の寺と呼んで相応しい寺院です。 

 興 聖 寺  京都府宇治市宇治山田27-1 ☎ 0774-21-2040 
  5:00~17:00    散策自由    本堂 500円  
     
 恵 心 院  京都府宇治市宇治山田67 ☎ 0774-21-3942 
  6:00~17:00    散策自由
     公式サイトなし