厄除けで有名な立木観音(たちきかんのん)は、滋賀県大津市石山南郷町にあり、正式名を浄土宗「安養寺」という。815年、弘法大師空海が諸国を行脚中に立木山で光明を放つ霊木を見つけ、等身大の観音像を刻んだのが由来となっている。このとき、瀬田川の早瀬を渡れずにいたとき、観音の化身である白鹿が現われ、空海を乗せて川を渡り、立木山に導いた。案内し終えた白鹿は、たちまち観音菩薩に姿を変え、光を放ちながら消えてしまった。この立木観音へは、700段程の石段を登らなければならずひと汗かく。
石山寺(いしやまでら)は、滋賀県大津市石山寺にある真言宗東寺派の別格本山。西国三十三所第13番札所。 749年(天平勝宝元年)、聖武天皇の勅願により、良弁(ろうべん)僧正が開創した。山腹に南面した本堂は懸造で、内陣に平安中期、外陣は淀君が補修している。本堂の傍らには紫式部が『源氏物語』を執筆したといわれる「源氏の間」があり、『蜻蛉日記』『枕草子』『和泉式部日記』『更級日記』などにも当寺がしばしば登場する。境内の奇岩は、石山寺といわれる元になったもので硅灰石からなり天然記念物に指定されている。
園城寺(おんじょうじ)(通称三井寺:みいでら)は、大津市園城寺町にある天台宗寺門派の総本山。比叡山延暦寺を山門というのに対し、寺門と称する。天智、弘文、天武の三天皇の勅願により大友与多王が田園城邑を投じて長等山に建立、長等山園城寺と称したと伝えられる。再三の兵火で焼失したが豊臣、徳川が再興した。弁慶の引き摺り鐘がある。延暦寺との争いで弁慶が奪って比叡山に引き摺り上げて撞いてみると、イノー、イノー(関西弁で「帰りたい」という意味)と響いたので、弁慶は「そんなに三井寺に帰りたいか」と怒って鐘を谷底に投げ捨てたということである。鐘には、そのときのものと思われる損傷が残っている。 |
| 立 木 観 音 |
滋賀県大津市石山南郷町1231 |
☎ 077-537-0008 |
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9:00~16:00 散策自由 |
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| 石 山 寺 |
滋賀県大津市石山寺1-1-1 |
☎ 077-537-0013 |
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8:00~16:30 600円 |
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| 三 井 寺 |
滋賀県大津市園城寺町246 |
☎ 077-522-2238 |
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8:00~17:00 600円 |
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