真言律宗「般若寺(はんにゃじ)」は、625年(推古33年)に高句麗の僧、慧灌(えかん)の創建といわれる。895年観賢僧正(かんけんそうじょう)が、中興して学問の寺として知れわたったが、1180年源平の兵火により全てを焼失した。鎌倉時代になって、石造の十三重塔が造営され、叡尊(えいそん)が本堂を再建、1267年文殊菩薩像を本尊として安置した。戦国時代の衰退、江戸時代の復興、明治の排仏と栄枯盛衰を乗り越えて現在に至っている。花の寺として有名で、春の山吹、夏の紫陽花、秋のコスモス等、水仙、梅、木蓮、萩、彼岸花、山茶花、椿、桜などの花がそれぞれの四季を彩っている。 

 般 若 寺  奈良市般若寺町221  ☎ 0742-22-6287
  9:00~17:00    500円