二尊院(にそんいん)は、嵯峨天皇の勅願により慈覚大師が承和年間(834~847年)に開山したと言われています。応仁の乱で諸堂は全焼しましたが、永正年間(1504~1521年)再興されました。人間が誕生して人生の旅路に出発するときに現れる「発遣の釈迦如来」と人がその寿命を閉じるときに極楽浄土より迎えに来る「来迎の阿弥陀如来」の2体の本尊があることから二尊院と云われていますが、正しくは「小倉山二尊教院華台寺」といって天台宗の寺院です。また、藤原定家の山荘の時雨亭があったと云われています。

 
落柿舎(らくししゃ)は、江戸時代の俳人の「向井去来(1651-1704)」が閑居した跡です。商人が庭の柿を買い入れて代金を置いていったその夜、嵐が吹き柿の実はすべて落ちてしまった。ということから落柿舎の名があります。 

 二  尊  院 京都市右京区嵯峨二尊院門前長神町27 ☎ 075-861-0687 
   9:00~16:30    500円
       
 落  柿  舎 京都市右京区嵯峨小倉山緋明神町20 ☎ 075-881-1953
  9:00~17:00   300円