西国20番札所の「善峯寺(よしみねでら)」は、平安時代の中期、長元2年(1029)に源算上人によって創建された。長元7年には、後一条天皇より鎮護国家の勅願所と定められた。その後、後朱雀天皇、白川天皇、室町時代には後花園天皇により伽藍を改築されたが、応仁の乱により焦土と化した。その後、徳川綱吉の生母桂昌院が復興した。
  「十輪寺(じゅうりんじ)」は、嘉祥3年(850)文徳天皇の染殿皇后(藤原明子)安産祈願のために創建された。平安時代の歌人で「伊勢物語」の主人公在原業平が晩年に隠棲したと伝えられる。
 「大原野神社(おおはらのじんじゃ)」は、延暦3年(784)の長岡京遷都の際に藤原氏の氏神社として、春日大社の分霊を祭ったのが起こりである。応仁の乱で荒廃するが、慶安年間(1648~52)に後水尾天皇が社殿を再建した。
 花の寺と呼ばれている「勝持寺(しょうじじ)」は、白鳳8年(680)天武天皇の勅により創建されたが、応仁の乱により仁王門を除いてすべて焼失した。歌人の西行法師はこの寺で出家したと伝えられている。

 善  峯  寺  京都市西京区大原野小塩町1372 ☎ 075-331-0020 
  8:30~17:00  500円  
      
 十  輪  寺  京都市西京区大原野小塩町481 ☎ 075-331-0154 
  9:00~17:00  400円  
     公式サイトなし 
 大原野神社  京都市西京区大原野南春日町1152 ☎ 075-331-0014 
  散策自由  
      
 勝  持  寺  京都市西京区大原野南春野町1194 ☎ 075-331-0601 
  9:30~16:30  400円