槙尾山「西明寺(さいみょうじ)」は真言宗の寺院で、天長年間(824~834)に弘法大師(空海)の高弟の智泉大徳が神護寺の別院として創建した。その後荒廃したが、建治年間(1275~1278)に中興し、本堂、宝塔などが建てられた。正応3年(1290)に後宇多法皇が平等心王院と命名し、神護寺より独立した。永禄年間(1558~1570)に兵火にあって焼失したが、慶長7年(1602)再興、本堂は元禄13年(1700年)に桂昌院の寄進により再建された。
栂尾山「高山寺(こうざんじ)」は真言宗の寺院で、宝亀5年(774)に光仁天皇勅願により創建され「神願寺都賀尾坊」と言ったが、弘仁5年(814)に「栂尾十無尽院」と改称された。鎌倉時代に明恵上人が中興し、後鳥羽上皇から1206年に「日出先照高山之寺」を賜ったので、「高山寺」に改称した。明恵上人は茶祖、栂尾は茶の発祥地と云われている。鎌倉初期に栄西禅師が中国から茶種を持ち帰り明恵上人に贈った。これを栂尾に植え、宇治などにも広く植えられた。鎌倉・室町時代は、栂尾は茶の本園、その茶は本茶といわれた。平成6年には世界文化遺産に登録された。
| 西 明 寺 |
京都市右京区梅ヶ畑槇尾町2 |
☎ 075-861-1770 |
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9:00~17:00 500円 |
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| 高 山 寺 |
京都市右京区梅ヶ畑栂尾町8 |
☎ 075-861-4204 |
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9:00~17:00 800円 紅葉時期は別途入山料500円 |
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