大田神社にある池は、大田の沢と呼ばれて約2000㎡あり5月上旬より杜若が一面に咲きほこります。平安時代から神山や大田の沢かきつばた ふかきたのみは いろにみゆらむ(藤原俊成)と詠まれて名高い花として知られていました。  ここの杜若は、古代から咲き続けているので昭和14年に国の天然記念物に指定されています。大田の沢に手を入れると手が腐るという言い伝えがあり、杜若を持ち去ることを戒めていたそうです。
 妙満寺は、1389年に建立され1583年の秀吉の時代に寺町二条に移されましたが、都市化が進んだので昭和43年に現在の左京区岩倉に移って今日に至っているそうです。 妙満寺にある雪の庭は、俳諧の祖と云われる松永貞徳(1571~1653)の造営で、清水、北野にも庭を造り清水を月の庭、北野を花の庭を称し「雪・月・花」の三名園と称されたいたそうです。安珍と清姫の伝説以来、永く失われていた鐘を1359年に作られたが、近隣に災難が続いたので清姫のたたりと恐れた道成寺は裏の竹林に埋めたとか。豊臣秀吉が「根来攻め」をしたときの大将であった仙石権兵衛が持ち帰り、妙満寺に納めたそうです。
 

 大 田 神 社 京都市北区上賀茂本山340 ☎ 075-781-0907
  9:30~16:30   散策自由 
     
  妙 満 寺 京都市左京区岩倉幡枝町91 ☎ 075-791-7171
  9:00~16:00    500円