伏見は、京都市南部伏見区の中心地区で明治までは「伏水」と書かれていたほど、良質の硬水が豊富に湧き出るので兵庫県の灘と並ぶ酒造地として知られ、新高瀬川沿いなどに古い酒蔵が建ち並んでいる。 豊臣秀吉が桃山丘陵に伏見城を築いて城下町として発展したが、1625年(寛永2)江戸幕府によって伏見城は解体された。その後、伏見奉行の支配下に入り、高瀬川の開削で、京都と大坂を結ぶ淀川水運の起点として栄えた。
 御香宮神社(ごこうのみやじんじゃ)は、862年(貞観4年)境内に香水が湧き薬用にもなったので御香宮と名付けたといわれる。本殿の横の湧き出る水は環境省の日本名水100選の一つである。
 寺田屋(てらだや)は、ここから大坂に向かって荷船は二十石船、客船は三十石船が出たが、その船宿の一つで薩摩藩内の内ゲバといえる寺田屋事件があった。坂本龍馬はここを隠れ家としていて、踏み込まれたとき「お竜」が入浴中であったが、急を告げるために駆け上がった裏階段、風呂などもそのまま残っている。寺田屋は現在も旅館で、一泊朝食付きで7000円である。

 御香宮神社  京都市伏見区御香宮門前町174 ☎ 075-611-0559
  9:00~16:00   散策自由  
       
 寺  田  屋  京都市伏見区南浜町263 ☎ 075-622-0243
  10:00~16:00  400円   
    公式サイトなし