伏見稲荷大社(ふしみいなりたいしゃ)は、京都東山の最南端、稲荷山の西麓に位置する。京都でもっとも古い神社のひとつ。「お稲荷さん」が農業の神を意味することから五穀豊穰、商売繁盛の神として信仰され、一年を通じて参拝者が絶えない。祭神は宇迦之御魂大神(うかのみたまのおおかみ)、佐田彦大神(さたひこのおおかみ)、大宮能売大神(おおみやのめのおおかみ)の三神に、田中大神(たなかのおおかみ)、四大神(しのおおかみ)を加えて稲荷五社大明神と称し、全国に約4万社あるといわれる稲荷社の総本社である。711年(和銅4)に秦伊呂具(はたのいろぐ)が稲荷山に3柱の神を祀ったのが起源だと言われている。
 石峰寺(せきほうじ:黄檗宗)は、平安中期の武将の源満仲が、摂津多田郷に建てた石峰寺が起源という。1713年(正徳3)に万福寺の中国僧であった千呆(せんかい)が現在地に移したそうである。もとは大寺であったが大正4年、昭和54年に焼失し昭和60年に再建された。裏山にある石仏が有名で、江戸中期の画家伊藤若冲(いとうじゃくちゅう)が近くに隠棲し、仏像を描いて石工に彫らせたもの。釈迦誕生から涅槃までの五百羅漢像などがある。

 伏見稲荷大社 京都市伏見区深草薮ノ内町68 ☎ 075-641-7331
  閉門なし     散策自由 
       
 石   峰   寺  京都市伏見区深草石峰寺山町26 ☎ 075-641-0792 
  9:00~16:00  300円