実相院(じっそういん)は、単立寺院で元は天台宗寺門派大本山。岩倉門跡、実相院門跡と称する。本尊は不動明王。1229年(寛喜1)鷹司兼基の子静基僧正により紫野に創建、その後、今出川通を経て、1411年(応永18)に現在地へ移転した。皇族、摂家、武門からの入寺が多く、鎌倉時代の不動明王が本尊である。狩野派の襖絵、古文書類が数多くある。書院の庭池には、モリアオガエルが生息している。
 実相院の北に接して大雲寺(だいうんじ)がある。今は荒廃しているがもとは大寺であった。971年(天禄2)に真覚上人を開山として創建された。源氏物語で光源氏が紫の上と出会った某寺が大雲寺といわれています。
 近くに岩倉具視が1862年(文久2)38歳の9月から1867年(慶応3)11月までの5年余り幽居した旧宅がある。この邸には大久保利通、中岡慎太郎、坂本龍馬らが来訪して王政復興の密議を行ったそうである。

 実  相  院 京都市左京区岩倉上蔵町121  ☎ 075-781-5464
  9:00~17:00   500円   
      
 大  雲  寺 京都市左京区岩倉上蔵町305  ☎ 075-791-8569 
  散策自由  
      
 岩倉具視旧宅  京都市左京区岩倉上蔵町100 ☎ 075-781-7984 
  9:00~17:00   400円