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SACDプレーヤー



DCD-SA11
 日頃は、USB−DACでCDをリッピングしたのもやハイレゾ中心に聴いていますが、コロナ渦の今日この頃、今メインのマランツの「SA−15S2」より最新のCDプレーヤーはどんな音がするのか、急に聴きたくなりました。
 そう思うと欲しくてたまらなくなる、これは一種の病気ですね。
 SA15−S2は、当時15万円した製品なので性能は向上しているでしょうが、少なくとも同価格以上の製品でないと、グレートダウンに思えて精神衛生上も良くない。最新の製品は販売価格は、更に高くなり精神衛生上更に良くない。
 性能は良くなって安価で購入出来る、そんな矛盾したことが出来るのかと思っていましたが、中古製品はどうなのだろうかと調べて見ることにしました。 現行製品の中古も多数ありましたが、やはり高価で安価なものは状態が悪い。まぁ当然でしょう。 
 いろいろと調べていると、「現行製品より一世代前の製品だが、現行製品と同じような価格なら1ランク上のレベルの製品がある。 車で言うと、最新のカローラと一世代前のクラウンと比較したら、安定感、乗り心地など車格は、年式が新しくなっても埋めることは難しい。」というような記事がありました。
 そこで、デノンの「DCD-SA11」という一世代前の当時35万円だった製品が、売られていたので購入することにしました。 早速試聴すると、音の厚み、広がり、スケール感がSA15−S2と全く違います。 まさに、クラウンの乗り心地です。 安価でのグレートアップは、この方法しか無いように思いました。
 これで、持っているSACD、CDを聴き直しています。交響曲・管弦楽曲は、楽器の数が増えたように聞こえて満足しています。 ただ問題点は、CDプレーヤーは消耗品です。今の状態がいつまで持ってくれるのかが、唯一の問題点です。
 
  マイクロ精機  SOLID-5
  デノン  DL-103
  オルトフォン  MCQ5-SH4R
  デノン  DCD-SA11
  ラックスマン  L-550AU
  タンノイ  STERLING/HE
  タンノイ  ST-25

                                               (2021.09.02)