結線写真 |
使用しているスピーカーは、バイワイヤリング接続の「タンノイ・スターリングHE」ですが、バイワイヤリング接続しないでシングルワイヤ接続しています。
したがって、高音と低音つなぐジャンパー線が必要になります。タンノイの附属のジャンパープレートは、どうかと思うのでジャンパーケーブルを自作してみました。 使用しているスピーカーケーブルのゾノトーンの「6NSP-Granster
2200α」を5cm程に切って使用していました。特に不満はなかったのですが、ウェスタンエレクトリック(Western Electric)のWE−14GAというケーブルがあったので、これをジャンパーケーブルに使ってみました。高音はよく出るようになりましたが、中音・低音が奥に引っ込んでしまったように聞こえました。これではダメだということで、元に戻すことにしたのですが、フッと思ったのがせっかく作ったのだから両方使ってみたらどうなるかということ。オーディオ雑誌には、使用しているスピーカーケーブルで作ることは推奨していますが、2種類のケーブルで作るという記事は今まで読んだことがないので、これは試してみようと思ったしだい。
使用したケーブル |
左の写真のように、短いのがゾノトーン、長いのがWEのケーブルです。先端は、ばらつかないように半田付けしました。
いよいよ視聴、グリーグのピアノ協奏曲第一楽章の冒頭部分を聴くとオーケストラの出だしと、それに続くピアノの音、なかなかいい感じ・・・・ それぞれのケーブルの特徴がミックスされているように聞こえました。
結論、高いジャンパーケーブルを購入しなくても特徴のある2種類をしようすることで、音の向上がはかれるので試して見られることをお勧めします。 3種類、4種類のケーブルを使ったらどうなるかと思ったりもしますが・・・・ |