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RCAケーブル

 RCAケーブル ベルデン 8412  前回、CDプレーヤーとアンプを繋ぐアンバランス・ケーブルを、「アクロリンク6N−A2200U」交換したところ、アンプの入力端子の間隔が狭くプラグ同士が接触することが判明したので、ビニールテープでプラグを巻き使用していることを書きました。これで、特に問題はなかったのですが、性格上どうも気になったのでラックスマンのRCAケーブルでも買おうと大阪の日本橋に行ったとき偶然に「プロケーブル」というケーブル類を専門的に扱っている店を見つけました。小さな店でしたが、オーディオ店によくあるケーブル類でなく、ベルデン、ノイマンといったケーブルが並んでいて、それも化粧箱に入っているのではなくて剥き出しのまま並べてあるのが、中古品のような感じがしますが何となく好感が持てました。その中の「ベルデン8412」(75cm:色ブルー)を3000円というケーブルにが、色も好きなブルー(音に全然関係ないけれど)だし何となく良さそうな気がしました。ラックスマンの1/3の値段です。やや躊躇しましたが、安いしダメなら授業代と思って買うことにしました。
           BELDEN 8412            
 セットすると問題なくアンプに接続、早速音出しです。ウーン!! このケーブル悪くはないぞ!! アクロリンクとは1/3の値段でこれなら買い得ではないでしょうか。劇的な音質の向上はありませんが、納得できる音を聞かせてくれます。これで十分ですね。世の中には、何十万もするケーブルがありますが、どんな音がするのでしょうね。ケーブルにいくら出してもアンプやCDプレーヤーの性能以上の音は出るわけがないので、高額のケーブルは何のためにあるのでしょうか。家が一軒建てられるくらいの装置を持っている人用なのでしょうか。それに、このようなケーブルを試聴させてくれるオーディオ店はあるのでしょうか。理屈的には、CDプレーヤーの出力端子に来たものを何も付け加えず、何の変化もさせず、100%そのままアンプに送り込むのがRCAケーブルの役目。ピンからキリまで多数あるケーブルは、この役目を何パーセント達成しているのか知りたいものですね。オーディオは、誰もが知りたいことを誰もが判断できる数値で表示できないのが難点ですね。CDプレーヤーやアンプを製造メーカーは、どんなケーブルを使って音を確認しているのか知りたいもの。
 いずれにしても、何の味付けもないフラットなこのRCAケーブルはC/P比は高いと思いました。


                                                  
(2011.4.27)